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若手職人対談

若手職人が語る電気工事士の”本音”

信電工に入社した若手三名(Iさん、Kさん、小林さん)が電気工事士の仕事について語り合いました。

Q.なぜ電気工事士を目指したのですか?

Iさん:
僕は高校が電気科出身で、高校生の時に第二種電気工事士の資格を取ったのでそのまま電気工事士を目指しました。

小林さん:
僕は、とりあえず資格を取ったので、その資格が有効な職に就いた方が正解かなと思って電気工事士になりました。

Kさん:
僕は電気工事士になろうとは思っていなかったんだよね。なんで選んだんだっけな?

小林さん:
幼い頃に電気に関わる過去があったんじゃないかな?

Kさん:
無意識で選択していたのかもね。

Q.初めて現場に出た時の印象はどうでしたか?

Iさん:
資格は持っていたけれど、正直何をやるのかは全然分からなかったです。その場その場の作業ができても、全体がどのように進んでいるのかは見えなかったですね。 

小林さん:
僕は前職も電気工事士だったけど、まさかここでも最初に穴掘りをするとは思っていなかったな(笑)

Kさん:
僕は最初に、小林さんに、穴掘りをさせられましたね(笑)「電気工事で穴掘るんだ」って正直びっくりしました。

小林さん:
確かにそうだったね。あとは、少しずつ慣れてきていろいろな事が初めての経験で面白かったかな。僕は、コンクリートの建物が作られて行く過程が見られてとても面白かった。

Iさん:
新築の現場に入った時に、一連の流れはわかるようになりましたね。場数を踏んでどんどん経験値が増えていく感じがありました。 

Kさん:
僕は、資格を持っていなかったので、取れるまでは頑張ろうと思い、仕事をしながら試験勉強もしていました。現場での生の知識が得られたのは大きかったです。

Q.電気工事士のあるあるを教えてください

小林さん:
工事に取り掛かろうとしたら、大工さんに先に壁を張られちゃって剥がして作業することが時たまあったかな。

Kさん:
電気をショートさせちゃう事も極まれにあるかな。

小林さん:
他は何かあるかな。僕らの経験上はそんなところかな。

Q.最後に皆さんが思う電気工事士の難しさを教えてください

Kさん:
いろいろな事に頭を使うから、難しい場面は多いよね。穴を掘るにしても地面に埋まっている設備のことや掘るルートを考えておかないと。地中に管が埋まっていることもあるから、実際掘る人も図面通りで合っているか確認しないといけないもんね。

Iさん:
とんとん拍子で行くことは少ないですよね。外から見たら小さい家で簡単そうに見えても、天井が高かったりして、配線が難しいこともよくありますね。

小林さん:
スケジュール管理も難しいですよね。例えば、建築現場ならどこのタイミングで、どの電気作業を始めるのかを他の協力会社の方とすり合わせをしなくちゃいけないですもんね。

Kさん:
すり合わせの時も、図面を見たりするけど、基本図面通りにはいかないことが多いよね。現場によっても、業者の方によってもやり方・考え方が違うから予測ができない。